どうも、RMです!
今日は高配当株シリーズ第二弾ということで日産(7201)についての記事です!!
よかったらこちらの第一弾の三菱ケミカルの記事もどうぞ!
日産はここ最近株価がかなり大幅に落ちてきていて配当利回りは6.64%とちょっと異常な利回りになっています
これについてはいろいろ思うところがあるので詳細を見ていきましょう!
配当利回りが上昇中
日産の株価はここ2年間で見ると2018年2月頃をピークに緩やかに下降傾向にありますが中でも大きく株価を下げているのが11月頃になります
この時期はカルロスゴーン氏が逮捕された時期で株価を大きく下げる原因となりました
そして直近の2019年4月24日は日産が2019年3月期の連結業績予想を下方修正したことが原因とされています
現在のゆるやか、かつ大きな下げ相場はキャピタルゲイン目的の投資家にはマイナスですが配当金目当ての投資家にはまたとないチャンスです
株主還元の基本方針、増配してきた
日産は2009年のリーマンショック以降配当を年々増やしています
配当性向はカルロスゴーン氏の方針により今期は45%とトヨタやホンダの30%前後と比べて際立って高いです
減配リスクあり
ここで皆さんが思うのはやはり減配のリスクですよね
僕も正直今後も配当が安定して増えていくことは考えづらいかな、と思います
日産の高配当政策はゴーン氏が進めてきたもの
日産の高配当政策はゴーン氏が進めてきました
しかしそのゴーン氏が日産を去った今後も高配当政策が続くのかはわかりません
日産幹部は「身の丈を超えた配当より開発など成長投資で企業価値を高めたい」と話す。つながる車や自動運転など投資案件は目白押しだ。
仮に日産が配当性向を他社並みの30%に引き下げたら今期の配当は38円になる。現在の株価なら配当利回りは4%に低下する。安値を更新した株価は日産を巡る様々なリスクを織り込みつつあるようだ。(岡田達也)
上にある通り日産の減配リスクを嫌って売りの流れが大きくなっているとみることもできるかもしれません
まとめ:配当利回りは魅力的だがリスク高め
以上の点から日産の異常な配当利回りの高さは背景にある社内の問題だったり、業績の見通しの悪さから来るものと思います
そのためポートフォリオに組み込みたい人は割合を極力抑えた方がいいかもしれませんね
今後安定して配当が出るかわからない今の状態で日産に投資するのはある意味かけのようなものだと個人的には思います
それでは
追記(5/14)やっぱり減配しました
日産自動車 <7201> が5月14日大引け後(17:30)に決算を発表。19年3月期の連結最終利益は前の期比57.3%減の3191億円になり、20年3月期も前期比46.7%減の1700億円に落ち込む見通しとなった。
同時に、今期の年間配当は前期比17円減の40円に減配する方針とした。
直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結最終利益は前年同期比98.5%減の24.7億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の6.1%→0.2%に急悪化した。
株探ニュース
これで配当利回りは4%台に落ち込みました
リスク高めでしたがこうなったか…